Q: 1歳9ヶ月の娘が髪の毛を結ばせてくれないのですが、同じような経験された方がおられましたら対策を教えていただきたいです

1歳9ヶ月のお嬢さんが髪の毛を結ばせてくれないとのこと、お察しします。自我が芽生え、「イヤ！」という主張がはっきりしてくるこの時期、多くのパパやママが同じような悩みを経験していますよ。コミュニティのパパたちの知恵と工夫をまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

1. メインの回答

お子さんが髪を結ぶのを嫌がるのには、「じっとしているのが退屈」「頭を触られるのが不快」「髪を引っ張られて痛い」「これから何をされるのか分からなくて不安」など、様々な理由が考えられます。その気持ちに寄り添いながら、うまく乗り切るための工夫をご紹介します。

何かに夢中にさせて、その隙に結ぶ お子さんが大好きな動画を見せたり、特別なお菓子やジュースを渡したりして、何かに集中している間にさっと結んでしまうという声が多くありました。気をそらすための「秘密兵器」を用意しておくのが効果的です。
「遊び」や「儀式」に変えてしまう 「今から可愛く変身するよー！」「ギュッてする？」など、楽しい言葉を使いながら遊びの延長で誘ってみましょう。また、「お外に行く前は、お着替えして、髪を結ぶ」というように、お出かけ前の楽しい儀式（ルーティン）として組み込むことで、「髪を結ぶ＝楽しいことが始まる合図」として習慣化できたという家庭もあります。
憧れや「やりたい」気持ちを引き出す 「プリンセスみたいになれるよ！」「このキャラクターと一緒だね！」など、お子さんが好きなキャラクターや憧れの姿を見せて、結んだ後の素敵な姿をイメージさせてあげるのも一つの手です。可愛いヘアゴムをいくつか見せて「どっちがいい？」と本人に選ばせることで、主体的に参加してくれることもあります。
安心できる楽しい時間にする そもそも髪を引っ張られる感覚が痛くて嫌がっている可能性もあります。お子さんの細い髪を、大人の力で引っ張らないよう優しく扱うことが大切です。「かわいいね」「大好きだよ」と愛情を伝え、頬を寄せながら行うことで、「髪を結ぶ＝パパやママと触れ合える嬉しい時間」と感じさせてあげましょう。
家族で協力プレー パパとママの連携プレーも有効です。一人がお子さんを抱っこして気を引いたり、絵本を読んだりしている間に、もう一人が手早く結ぶ、といった方法で乗り切ったという声もありました。

2. とはいえうまくいかなかった事例

もちろん、何をしても「イヤ！」な時はあります。コミュニティでも、うまくいかなかった経験談が共有されていました。

動画やお菓子で気を引く方法は、うちの子には全く効果がなかった。
良かれと思って始めた寝る前のマッサージが習慣になりすぎて、「マッサージしてくれないと寝ない」と、新たな悩みになってしまった。気を引くためのお菓子も、同様のリスクがあるかもしれません。
無理強いした結果、かえって頑なになり、「髪を結ぶこと＝嫌なこと」というイメージが定着してしまった。
結局、何を試してもダメで、本人がお友達の影響などで「やりたい」と言うようになるまで待つしかなかった、という話もありました。

うまくいかなくても、「今はそういう時期なんだ」と割り切ることも時には必要です。親が焦ったり、イライラしたりすると、その気持ちがお子さんに伝わって、もっと嫌がってしまうかもしれません。