Q: おすすめの絵本知りたい!読み聞かせる絵本も教えて頂けるとありがたいです。
はい、承知いたしました。 パパ育コミュニティの豊富な経験と知見から、おすすめの絵本についてお答えしますね。
メインの回答
絵本の読み聞かせは、子どもの想像力を育むだけでなく、親子の触れ合いの時間にもなる素晴らしい習慣です。コミュニティで話題になった、年齢やシーン別のおすすめ絵本をいくつかご紹介します。
【0歳〜2歳向け】リズムや仕掛けで楽しむ絵本 この時期は、リズム感のある言葉や、触って楽しめる絵本が人気です。
- 『へっこ ぷっと たれた』: 「へっこぷっとたーれた」というリズムが楽しく、歌うように読んであげると赤ちゃんも喜びます。
- 『もこもこもこ』『ごぶごぶ ごぼごぼ』: 「もこもこ」「ごぼごぼ」といった擬音語(オノマトペ)が満載で、言葉の響きだけで楽しめます。
- 『ころりん・ぽい!』: わっかを指で動かしたり、本をひっくり返したりと、読むだけでなく触って楽しめる仕掛け絵本です。指先を使うのが好きな子にぴったりです。(※夢中になるあまり壊されやすいのでご注意を!)
【2歳〜向け】親子で盛り上がる絵本 物語を理解し始め、親子でのコミュニケーションが楽しくなる時期におすすめです。
- 『おいらひょっとこ』: 「こんなかおできる?」と親子で変顔をしながら読むと、家族みんなで大笑いできます。
- 『きんぎょが にげた』: 絵の中から逃げた金魚を探すのが楽しく、親子で「どこだ?」と盛り上がります。
- 『はらぺこあおむし』: 言わずと知れた名作。色鮮やかで、数を覚えるきっかけにもなります。
【子どもの「好き」に寄り添う絵本】 お子さんの興味に合わせて選ぶと、絵本がもっと好きになるきっかけになります。
- 働くくるまシリーズ(『がんばれパトカー』など): 働くくるまの1日が人情味あふれる物語になっており、乗り物好きのお子さんなら夢中になること間違いなしです。
- 『ダダダダ ダディーマン』: パパがヒーローになるお話で、お子さんがパパをもっと好きになるかもしれません。パパの株が上がる一冊です。
- 『わくせいキャベジ動物図鑑』: 野菜と動物が合体した不思議な生き物の図鑑。ユニークな発想と綺麗な絵に、親の方が夢中になってしまうことも。
【生活習慣や心の成長をサポートする絵本】 しつけや心のケアのきっかけとしても、絵本は大きな力を発揮します。
- 『おしっこちょっぴりもれたろう』: トイレトレーニングを始める頃に。「自分だけじゃないんだ」という安心感を与えてくれます。
- 『ちょっとだけ』: 弟や妹が生まれて、お姉ちゃんが一人で頑張る姿に、親として色々と考えさせられ、思わず泣いてしまうという声が多くありました。上の子の気持ちに寄り添える一冊です。
【寝かしつけに】
- 『もうねんね』: 優しい言葉と絵で、お子さんを穏やかな眠りに誘ってくれます。
また、お近くの図書館や児童館に足を運んで、お子さん自身に絵本を選ばせてあげるのもおすすめです。自分で選んだ一冊は、きっと特別なものになりますよ。
とはいえうまくいかなかった事例
読み聞かせは最高のスキンシップですが、親の思い通りにいかないこともたくさんあります。
あるパパは、3歳の息子に「パパと絵本読みたくない!ママがいい!」と言われてしまいました。普段はパパ大好きなのに、なぜか絵本の時間だけ拒否。原因を探ってみると、2つの心当たりがあったそうです。
- 読み聞かせの途中で眠ってしまう: 仕事で疲れていると、心地よい時間についウトウト…。子どもにとっては話が途切れてしまい、残念な気持ちにさせていたようです。
- 良かれと思ってアレンジして読んでしまう: 毎回同じだと飽きるかと思い、セリフを少し変えて読んだところ、かえって反応が悪かったそう。物語系の絵本は、子どもにとって「いつもと同じ」であることが安心感につながるようです。
他にも、「防犯について学んでほしくて買った絵本を、子どもが全く読みたがらない」「兄弟それぞれから同時に『読んでー!』とせがまれて困ってしまう」「まだ小さいと、本に興味を持つどころか食べてしまう」といった声もありました。子どもの反応は様々ですね。