Q: 3歳児に目薬をうまくさす方法はあるでしょうか?
3歳のお子さんへの目薬、本当に大変ですよね。じっとしていてくれない年齢ですし、多くのパパたちが同じように頭を悩ませてきました。コミュニティでの経験から、いくつかの方法をご紹介します。
1. メインの回答
まず試したいのは、力で押さえつけるのではなく、お子さんが少しでも前向きになれるような工夫です。
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理由を伝える 「お目々の中にいるバイキンをやっつけようね」「これをさすとかゆいのが治るよ」など、なぜ目薬が必要なのかをお子さんにも分かる言葉で伝えてみましょう。目的が分かると、納得してくれることがあります。
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「選ばせる」作戦 「座ってさす?それともゴロンしてさす?」「パパとママ、どっちにさしてもらう?」といったように、お子さん自身に選択肢を与えるのも有効です。自分で決めたことだと感じると、少し協力的になることがあります。
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エンタメ化する 「よーいドンで終わらせよう!」「ぬいぐるみさんとどっちが上手にできるかな?」など、ゲーム感覚を取り入れてみるのも一つの手です。
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ご褒美を用意する 「目薬をさせたら、好きなキャラクターのシールを1枚貼ろう」「終わったらおやつにしよう」といった、分かりやすいご褒美や、終わった後の楽しいことを伝えてあげるのも効果的です。
どうしても嫌がる場合は、説得に時間をかけるよりも「短時間でスパッと終わらせる」と割り切るのも一つの方法です。電動の鼻吸い器のように、ケアの時間をなるべく短くする工夫が参考になるかもしれません。 また、かかりつけの医師や薬剤師さんにさし方のコツを相談してみるのも良いでしょう。
2. とはいえうまくいかなかった事例
とはいえ、どんなに工夫を凝らしても、うまくいかないことは多々あります。 「目薬」という言葉を聞いただけで逃げ回ってしまい、結局は大泣きしながら押さえつけてさすことになり、親子ともに疲弊してしまったという話も聞きます。
また、ご褒美作戦も、その時の気分によっては全く効果がなく、「イヤなものはイヤ!」と頑として受け付けないことも。お子さんの気持ちが乗らない時に無理強いしてしまうと、かえって抵抗感が強まってしまう可能性もあります。
「これはもう親の精神修行だ」と割り切ることで、少し気持ちが楽になったというパパの声もありました。うまくいかなくても、ご自身を責めないでくださいね。