Q: 子どもが発熱したとき、どのように対応していますか?
お子さんの急な発熱、本当に心配になりますよね。コミュニティのパパたちの豊富な経験から、具体的な対応策やヒントをまとめました。
1. メインの回答
まず、慌てずにお子さんの様子をよく観察することが大切です。ぐったりしていないか、水分は摂れているかなどを確認しましょう。その上で、家庭でのケアと医療機関への相談を並行して進めるのが一般的です。
【家庭でできる基本的なケア】
- 水分補給を徹底する: 脱水を防ぐため、これが最も重要です。汗をたくさんかくので、こまめに水分を摂らせましょう。麦茶などを嫌がる場合は、幼児用のイオン飲料や少し甘みのある飲み物を試してみると良いでしょう。ミルクを飲むお子さんなら、少し温めてあげると飲んでくれることもあります。
- 体を冷やす: 体が熱くなっている場合、氷枕や冷たいタオルを首筋や脇の下、足の付け根などに当ててあげると、楽になることがあります。
- 鼻水や咳のケア: 鼻水で息苦しそうな時は、手動や電動の鼻水吸引器を使ったり、耳鼻科で吸引してもらったりすると呼吸が楽になります。
- 高熱への対応: 39度を超えるような高熱でつらそうな場合は、医師の指示のもと、解熱のための座薬などを使うことも選択肢の一つです。
- 家庭内感染の予防: 胃腸炎などを伴う場合は、タオルの共有を避けたり、トイレをこまめに消毒したりして、家族への感染拡大を防ぐ工夫も大切です。
【仕事や外部サポートとの連携】
- 仕事の調整: 在宅勤務に切り替えたり、有給休暇を取得したりして対応する方が多いです。
- 外部サービスの活用: どうしても仕事を休めない場合は、病児保育や一時保育、自治体のファミリーサポート、民間のベビーシッターサービスなどを利用する選択肢もあります。
普段から親自身の免疫力を高めるために、特定の乳酸菌飲料を飲むなど、体調管理を心がけているという声もありました。
2. とはいえうまくいかなかった事例
理想通りに対応しようとしても、うまくいかないことも多々あります。
- 仕事との両立の壁: 「前日に休んだので、二日連続で有給休暇を取るのは気まずかった」という声がありました。職場の理解や状況によっては、休みづらいと感じることもあるようです。
- 医療機関の問題: 「発熱相談センターの電話が全く繋がらなかった」「休日で検査の予約が取れなかった」など、いざという時にすぐに医療にアクセスできないという経験談も寄せられています。
- 家庭内の危機: 看病していた親自身も感染してしまい、一家全滅で大変な状況になったという話や、子どもの嘔吐が止まらず脱水症状が心配になったという切実な体験もありました。
- 判断の難しさ: 「1日で熱が下がったのでただの風邪だと思い少し無理をさせてしまったら、後から感染症だった可能性に気づき申し訳なくなった」「外出中に子どもが水分を摂りたがらなかったので様子を見ていたら、熱中症でぐったりしてしまった」など、判断に迷い後悔したというケースもあります。
- 予定のキャンセル: 楽しみにしていた旅行の直前に発熱してしまい、やむなくキャンセルすることになったという、つらい経験も共有されています。