Q: 予防接種のスケジュール管理はどうしていますか?
お子さんの予防接種、種類も回数も多くてスケジュール管理が大変ですよね。コミュニティでの経験をもとに、皆さんがどのように工夫しているかお答えします。
1. メインの回答
予防接種のスケジュール管理は、特定のアプリやツールに頼るよりも「事前の計画」と「タスクの見える化」を重視している家庭が多いようです。
これは、保育園探しを1年前から始めたりするのと同じ考え方で、赤ちゃんが生まれてから慌てないように、育休中など比較的時間に余裕がある時期に進めるのがポイントです。
具体的なアクション例:
- 推奨スケジュールを把握する: まず、かかりつけの小児科で推奨スケジュールを組んでもらい、全体像を把握します。同時接種できるものと、一定期間あけなければならないものを確認しておくことが大切です。
- 夫婦で共有する: 把握したスケジュールを元に、夫婦で共有しているカレンダーアプリに入力したり、接種リストを作成したりして「見える化」します。これにより、予約のし忘れや認識のズレを防ぎます。
- 任意接種の方針を決める: スケジュール管理と並行して、インフルエンzaなどの任意接種をどうするかを話し合います。子どもの年齢や、保育園など集団生活の有無を判断材料にしたり、子ども本人だけでなく親や兄弟も接種することで家庭内にウイルスを持ち込むリスクを減らす、という考え方もあります。
- 接種後の予定も考慮する: 予防接種の後は副反応なども考慮し、数日間は安静に過ごせるよう、他の予定を入れないように調整する工夫も有効です。
最終的には、様々な情報を参考にしつつも、パートナーとよく話し合って家庭の方針を決めることが何より大切です。
2. とはいえうまくいかなかった事例
計画を立てていても、思い通りにいかないのが育児の常です。うまくいかなかった事例として、大きく2つの側面が挙げられます。
一つは、計画実行の難しさです。 「予約していた日に子どもが熱を出してしまい、キャンセルに。人気の小児科だったため次の予約がなかなか取れず、その後の予防接種スケジュール全体が後ろ倒しになってしまった」という経験は、多くのパパが体験しています。一つのズレが後々の計画に大きく影響してしまうことがあるのです。
もう一つは、スケジュール管理以前の精神的な葛藤です。 特に任意接種については、「痛い思いをさせたくない」「副作用が心配なので、できれば打ちたくない」という親心から、接種をためらってしまうという声が多く聞かれます。科学的な有効率などの情報を得ても、我が子への接種を即決できず、迷いながらパートナーと相談するという過程は、多くの家庭が経験するようです。