子どもの健康管理

ミルクの飲みが良くないのは何か原因があるのでしょうか?

最終更新: 2025/12/12
作成者: システム

Q: ミルクの飲みが良くないのは何か原因があるのでしょうか?

お子さんのミルクの飲みが良くないと、とても心配になりますよね。多くのパパやママが同じような悩みを経験していますので、コミュニティで共有された知見をもとに、考えられる原因と対策をお伝えします。

メインの回答

ミルクの飲みが良くない原因は一つではなく、いくつかの要因が考えられます。

  • お腹の空き具合や飲みすぎ ミルクのパッケージに記載されている量はあくまで目安です。哺乳瓶は母乳に比べて楽に飲めてしまうため、赤ちゃん自身が量をコントロールできず、飲みすぎてしまうことがあります。吐き戻しが多い場合は「もうお腹いっぱいだよ」というサインかもしれません。少し量を減らしたり、赤ちゃんが本当にお腹を空かせて泣くまで待ってみるのも一つの手です。夜中に無理に起こして飲ませるのをやめたら、かえって日中の飲みっぷりが良くなったという経験談もありました。

  • 哺乳瓶やミルクとの相性 特定の哺乳瓶や乳首が合わずに飲まない子もいます。乳首の硬さや長さ、穴の大きさなど様々な種類があるので、いくつか試してみる価値はあるかもしれません。また、ミルクの味にも好みがあるようで、メーカーを変えてみたら飲むようになったという声もあります。

  • ミルクの温度 特に外出先などで液体ミルクが常温だと飲んでくれないことがあります。人肌程度に温めてあげると飲むようになることがあるので、保温器を使ったり、冬場ならカイロで少し温めたりする工夫も有効です。

  • 飲み方や授乳姿勢 飲むときに空気をたくさん吸い込んでしまうと、お腹が苦しくなって飲むのをやめてしまうことがあります。途中で一度休憩させてゲップをさせてあげると、また飲んでくれるかもしれません。また、赤ちゃんの胃はまだ未熟で逆流しやすいため、授乳時に上半身を少し高くしてあげる(例:クッションやタオルで角度をつける)と、楽に飲めることがあります。

  • 体調不良やアレルギー 鼻づまりで呼吸がしづらかったり、口の中に何かできていて飲みにくいのかもしれません。また、まれなケースですが、ミルクアレルギーの可能性も考えられます。

とはいえうまくいかなかった事例

様々な対策を試しても、必ずしもうまくいくとは限りません。

いろいろな種類の哺乳瓶や乳首を試したものの、かえって哺乳瓶そのものを嫌がるようになり、何を試してもむせて大泣きしてしまった、というケースもありました。

また、子どもの食事の悩みはミルクだけではありません。「せっかく作った離乳食をスプーンごと拒否された」「夕食にカレーを出したら『パンがいい!』と大癇癪を起こされた」など、他のご家庭でも食事に関する悩みや苦労は尽きないようです。思い通りにいかないのは、あなただけではありません。

逆に、飲みが悪いこととは反対に「飲みすぎ」で悩むケースもあります。泣くたびにミルクをあげていたら、健診で「体重の増え方が急だからミルクをあげすぎ」と指導されたという話もありました。「欲しがるだけあげていい」という言葉もありますが、限度があるようです。