Q: 夜泣きが止まらない時はどうしたらいいですか?
夜泣き、本当にお疲れ様です。パパもママも睡眠不足になり、心身ともに大変な時期ですよね。多くのパパたちが同じように悩み、様々な工夫で乗り越えてきました。
1. メインの回答
夜泣きで悩むパパたちが試してきた、効果的な方法をいくつかご紹介します。これらを組み合わせることで、うまくいくこともあります。
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まずはお世話の基本セットを確認する 赤ちゃんが不快に感じていないか、一つずつ確認してみましょう。「おむつは汚れていないか」「お腹は空いていないか」「ゲップは出ているか」「うんちが出なくてお腹が張っていないか」「暑すぎたり寒すぎたりしないか」などをチェックするのが基本です。意外と喉が渇いているだけ、ということもあるので、お水をあげてみるのも一つの手です。
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環境と生活リズムを整える 眠りやすい環境とリズムを作ってあげることも大切です。
- 光のコントロール: 朝はカーテンを開けて朝日を浴びさせ、夜は寝る時間になったら遮光カーテンなどで部屋を真っ暗にして、昼と夜の区別を教えてあげましょう。
- 入眠儀式: 「お風呂→歯磨き→スリーパーを着る→おやすみの挨拶」のように、寝る前の一連の流れを毎日繰り返すことで、赤ちゃんに「これから寝る時間だ」という合図を送ります。
- 寝室の環境: 寝室はおもちゃなどを置かず、「眠るための安全でつまらない場所」と認識させると、スムーズに眠りに入りやすくなります。
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動きや音で安心させる 赤ちゃんが心地よいと感じる刺激を探してみましょう。
- 縦の揺れ: 抱っこしながらのスクワットや、バランスボールに座って優しく上下に揺れるといった動きで泣き止む赤ちゃんは多いです。「筋トレと割り切ってやっている」というパパもいます。
- おくるみ: おくるみで体を包んであげると、赤ちゃん自身の動き(モロー反射)で起きてしまうのを防ぎ、安心して眠りやすくなることがあります。
- 特定の音: 意外な方法ですが、テレビの砂嵐の音(ホワイトノイズ)、反町隆史さんの「POISON」、タケモトピアノのCMソングなどでピタッと泣き止んだという話は、多くのパパが経験しています。
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夫婦で乗り切るチーム戦 一人で抱え込まず、夫婦で協力体制を築くことが何より重要です。
- 交代制の導入: 「昼勤/夜勤」のように夫婦で対応時間を決め、お互いにまとまった睡眠時間を確保する工夫が効果的です。
- ママの睡眠確保: 朝方の授乳後にパパが赤ちゃんのお世話を代わり、ママに少しでも長く寝てもらうだけでも、状況は大きく変わります。
2. とはいえうまくいかなかった事例
一方で、色々な方法を試しても、すぐにはうまくいかなかったという声も少なくありません。
- ねんねトレーニングや特定の寝かしつけグッズを導入しても、全く効果が見られなかったり、部屋を暗くしたり、ホワイトノイズを使ったりしても決め手にはならなかった、というケースはよくあります。
- 後になって、実は極度の暑がりで室温が合っていなかった、ミルクの量が足りていなかったなど、泣いていた原因が別のところにあったと判明することもあります。
- 良かれと思って、夜中に対応してくれたパートナーに「昨日は〇回くらい起きてたね」と伝えたところ、「もっと起きてる!」と認識のズレから険悪な雰囲気になってしまった、という失敗談も。夜間の大変さは、実際に担当している側でないと分からない部分も多いようです。
- やっとの思いで寝かしつけた後、夫婦で喜び合っていたら、その声や物音で赤ちゃんが起きてしまい、努力が水の泡になった…なんていう悲しい話もありました。