Q: お子さん(周囲のお子さんも含む)が花粉症の方っていらっしゃいますか?
はい、コミュニティの中にもお子さんが花粉症、あるいは花粉症の疑いがあるという方はいらっしゃいますよ。皆さん、様々な工夫をされているようです。
メインの回答
皆さんから寄せられた対策をまとめると、大きく3つのアプローチがあります。それに加えて、アレルギー全般の視点からのケアも有効かもしれません。
1. 花粉を「家に持ち込まない」工夫 これが最も重要だという声が多いです。物理的に花粉との接触を断つことが基本になります。
- 外出から帰ったら、家に入る前に服や髪、全身をよく払う。
- 玄関に上着をかける場所を作り、リビングなど生活空間に花粉が付いた服を持ち込まない。
- 帰宅後はすぐにお風呂やシャワーに入るか、難しければ顔を洗ったり全身を着替えたりする。
- 花粉が多く飛ぶ時期は、洗濯物や布団は外に干さず、部屋干しや乾燥機を徹底する。
2. 「家の中」での対策 持ち込んでしまった花粉や、換気で入ってきた花粉への対策です。
- 寝室などに空気清浄機を設置する。24時間稼働させているご家庭が多いようです。
- 掃除機は排気で花粉を舞い上げてしまうことがあるため、床の水拭きが効果的です。床拭きロボットを活用している方もいました。
- 鼻水でつらそうな時には、電動の鼻水吸引器が役立ったという声もあります。
3. 「医療機関」や「身体のケア」での対策 症状を内側から緩和させるアプローチです。
- **医療機関の受診:**本格的なシーズンが始まる前に小児科や眼科、耳鼻科を受診し、薬を処方してもらう。早めに飲み始めることで、症状がかなり軽く済むようです。
- **スキンケア:**花粉症もアレルギー反応の一種です。肌のバリア機能が低下していると、そこからアレルゲンが侵入しやすくなるという指摘もあります。実際に、食物アレルギーのお子さんが肌の保湿を徹底したところ、肌荒れだけでなく体調全般が改善したという経験談もありました。日頃から肌を清潔に保ち、保湿を心がけることも、間接的な対策になるかもしれません。
とはいえうまくいかなかった事例
一方で、試行錯誤の中でのこんな声もありました。
- 人気の布団クリーナーを試してみたけれど、期待したほどの効果は感じられなかった。
- 空気清浄機も、劇的に症状が改善するというよりは「少し楽になる気がする」「お守りのようなもの」という体感の方が多いようです。
- 「赤ちゃんはほっぺが赤いもの」「冬で乾燥しているからだろう」と思い込み、肌荒れのケアが遅れてしまった結果、アレルギーの発見が遅れたという反省の声も。花粉症の症状も「風邪かな?」と見過ごさず、早めに専門医に相談することが大切なようです。
- 子どもに「ベッドの上ではねると花粉が舞って大変なことになるよ!」と伝えても、なかなか言うことを聞いてくれない…という、育児ならではの微笑ましい苦労話もありました。