Q: 0歳児って基本的に枕の使用は非推奨だと思うんですが、ドーナツ枕って窒息リスクはないんでしょうか?
ご質問ありがとうございます。0歳児の枕、特にドーナツ枕の窒息リスクについてですね。コミュニティでもたびたび話題になるテーマですので、経験を元にお答えします。
メインの回答
0歳児への枕の使用は、窒息のリスクがあるため基本的には推奨されていません。特に、やわらかい枕に顔がうずもれてしまったり、寝返りの際に枕が顔を覆ってしまったりする危険性が指摘されています。コミュニティ内でも「窒息・落下・誤飲」は育児における3大リスクとして強く認識されており、安全を最優先し、少しでも危険があるものは避けるという考え方が主流です。
ドーナツ枕の窒息リスクに関する直接的な事故の体験談はありませんでしたが、例えば「ベビーベッドの柵に手足をぶつけるのを防ぐカバーですら、窒息を懸念する声が上がる」ほど、赤ちゃんの顔周りに物を置くことには皆とても慎重です。
とはいえ、市販のベビー布団セットに枕が含まれていることもあり、最終的には各家庭の判断に委ねられます。もし使うのであれば、リスクを十分に理解した上で、「比較的固めの素材を選ぶ」「親がすぐ様子を確認できる日中の短いお昼寝の時だけ使う」「夜間の就寝時は必ず外す」といった工夫をしているご家庭もあります。
また、頭の形が気になる場合は、赤ちゃんが光の差す方向を向く習性を利用して、ベビーベッドの向きを定期的に変えることで、同じ方向ばかり向いて寝るのを防ぐ、といった枕以外の方法で工夫しているパパもいました。
とはいえうまくいかなかった事例
あるご家庭では、赤ちゃんの頭の形を心配したおばあちゃんがドーナツ枕を使いたがり、窒息リスクを心配する親がそれをこっそり外す、という「枕をめぐる攻防」が繰り広げられたそうです。おばあちゃんも赤ちゃんの将来を思っての行動なので、無下にできず悩ましい問題だったとのことです。
また、枕の話ではありませんが、「まだ寝返りしないだろう」と思っていた生後3ヶ月の赤ちゃんが、親が少し目を離した隙に初めて寝返りをしてソファから転落してしまった、という事例も共有されています。赤ちゃんの成長は親の想像を超えるスピードで進むため、「ちょっとだけなら大丈夫」という油断が思わぬ事故につながる可能性は、枕の使用においても心に留めておくべき教訓です。