Q: 子どもの好き嫌いにはどう対応していますか?
お子さんの好き嫌い、毎日のことなので本当に悩みますよね。多くのパパたちが同じように試行錯誤しながら、様々な工夫を共有しています。
メインの回答
まず大切なのは、食べる・食べないは子どもの個性と捉え、親が一喜一憂しすぎないことです。栄養バランスも1食ごとで完璧を目指すのではなく、「1日のトータルでまぁまぁ摂れていればOK」と大らかに構えることで、親の気持ちがぐっと楽になります。
その上で、子どもの「食べたい」気持ちを引き出すための具体的な工夫として、以下のようなアプローチが効果的です。
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子どもに「選ばせる」 「パンとご飯、どっちがいい?」「にんじんとピーマン、どっちからやっつける?」のように、子ども自身に選ばせることで、食事への主体性を引き出します。自分で決めたという感覚が、食べる意欲につながることがあります。
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食事を「エンタメ化」する 「パパとどっちが先に食べられるか競争しよう!」とゲーム感覚を取り入れたり、「ミニカーがお腹すいちゃったって。〇〇くんが食べたら元気になるよ!」と物語を作ったりして、食事を遊びの延長にします。「食べなさい」という命令ではなく、楽しい時間に変えることがポイントです。
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「一口だけ」の小さな成功体験を 「嫌い!」と決めつけているものでも、「一口だけチャレンジしてみよう」とハードルを下げてあげると、案外食べてくれることがあります。一口食べられたら、たくさん褒めてあげましょう。
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楽しい雰囲気と親のお手本 親がイライラしていると、その気持ちは子どもに伝わってしまいます。「みんなで食べると美味しいね!」と笑顔で声をかけ、親自身が「もぐもぐ、おいしい!」と楽しそうに食べて見せることで、子どもも安心して真似してくれることがあります。
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割り切りと外部の力の活用 手間ひまかけた料理を食べてくれないと親も辛くなります。栄養バランスが考えられた市販のベビーフードを活用したり、「家では甘えるけど、保育園の給食では食べている」という事実を受け止め、少し肩の力を抜くことも大切です。
とはいえうまくいかなかった事例
もちろん、どんな工夫をしても食べない時は食べません。良かれと思ってやったことが裏目に出ることもあります。
- 親の焦りやイライラは子どもに伝わりやすく、それが原因で食事が嫌いになってしまう悪循環に陥ることがあります。
- 食べてくれないからと食事をただ置いておいたら、お皿をひっくり返されてしまい、かえって親が感情的になってしまったという声もありました。
- 「絶対にパンが食べたい!」と癇癪がひどくなり、どうにもならず途方に暮れたり、「うんちしてくる」と言って食卓から逃げようとしたり、子どもも様々な手で抵抗してくるため、根気比べになることも多いようです。
- 一生懸命作った料理を一口も食べずに泣かれた時の絶望感や怒り。「泣きたいのはこっちだよ…」と思ってしまうのは、親としてごく自然な感情です。