Q: 離乳食の進め方で悩んだことはありますか?
はい、離乳食の進め方については、多くのパパたちが悩み、試行錯誤を重ねてきました。
1. メインの回答
離乳食で最もよく聞かれる悩みは、お子さんが「食べる・食べない」ということです。頑張って作ったものを食べてくれないと一喜一憂してしまいがちですが、まずは焦らず、気楽に構えることが大切です。
心構えとして
- 目的を割り切る: 離乳食の初期は栄養摂取よりも「食事に慣れる」「アレルギーの有無を確認する」期間と割り切ると、気持ちが楽になります。この時期の栄養はまだミルクや母乳がメインです。
- 楽しい雰囲気を大切に: 親がイライラするとお子さんに伝わってしまいます。「食事は楽しいものだよ」と笑顔で伝え、親が美味しそうに食べる姿を見せるのも効果的です。
- 長い目で見る: 成長曲線で体重が下限を下回っていなければ大丈夫、と少し視野を広く持つことも大切です。
具体的な工夫として
- 進め方の方針を決める: まずは本などを参考に、ご家庭に合った進め方の方針を決めるとスムーズです。食材の硬さや大きさが写真付きで解説されている本は、とても参考になったという声が多くありました。
- 味付けや調理法: 出汁で風味をつけたり、大人が味見をして美味しいと感じるかを確認したりするのも一つの手です。パサつきがちな肉には片栗粉でとろみをつけると食べやすくなります。
- 市販品を上手に活用: 手作りにこだわらず、市販のベビーフードも積極的に試してみましょう。よく研究されていてお子さんの食いつきが良いこともありますし、どのくらいの固さのものが食べられるかの参考にもなります。
- 栄養面での注意: 特に母乳を中心に育ててきた場合、離乳食期に鉄分が不足しがちになるため、意識してメニューに取り入れる必要があります。
2. とはいえうまくいかなかった事例
様々な工夫をしても、うまくいかないのが離乳食です。これは多くの家庭で日常茶飯事のようです。
- せっかく作った離乳食を、口から「ブーッ」と吹き出されてしまう。
- お皿やお盆ごとひっくり返されてしまい、ついカッとなってしまった。
- 頑張って作ったものほど食べてくれず、親の心が折れそうになる。
- 保育園ではよく食べると聞くのに、家では全然食べてくれない。(家だと安心して甘えているのかも、という意見もありました)
- 「一喜一憂しないように」と頭では分かっていても、食べてくれないと不安になったり、放り投げられたりすると悲しくなったりするのは、皆同じようです。
- 離乳食以前に哺乳瓶に慣れていなかったため、うまく食べない時期にミルクで栄養を補う選択肢が取りにくく、授乳の負担が母親に大きく偏ってしまったという話もありました。
このように、試行錯誤の連続で、多くの方が同じような壁にぶつかっています。