子どもの睡眠・生活習慣

夜泣きがひどいとき、どうやって乗り切っていますか?

最終更新: 2025/12/12
作成者: システム

Q: 夜泣きがひどいとき、どうやって乗り切っていますか?

夜泣き、本当にお疲れさまです。パパもママも睡眠不足になり、心身ともに大変な時期ですよね。コミュニティのパパたちも、みんな同じように悩みながら、様々な工夫で乗り越えてきました。

メインの回答

多くのパパたちが試してきた、夜泣きを乗り切るためのアイデアをいくつかご紹介します。まずは基本的なおむつ交換や授乳などを試した上で、以下の方法を参考にしてみてください。

1. 物理的なアプローチで落ち着かせる 赤ちゃんは揺れや音に安心することがあります。

  • 上下の動きを取り入れた抱っこ: ただ抱っこするだけでなく、スクワットをしたり、バランスボールに座って優しく弾んだりといった「上下の動き」が効果的だったという声が多くありました。
  • 特定の音を聞かせる: テレビの砂嵐のような音や、意外なところでは特定のCMソング、クラシック音楽、さらには反町隆史さんの「POISON」で泣き止んだというユニークな報告もあります。お子さんのお気に入りの音を探してみるのも一つの手です。

2. 睡眠環境と生活リズムを根本から見直す その場しのぎだけでなく、眠りやすい体と環境の土台を作ることが大切です。

  • 睡眠環境を整える: 寝室は徹底的に真っ暗(遮光)にし、「安全で、つまらない場所」と認識させると眠りに集中しやすくなります。また、新生児期ならモロー反射を防ぐ「おくるみ」も有効です。赤ちゃんが暑がったり寒がったりしていないか、背中に手を入れて確認するのも忘れずに。
  • 生活リズムを作る: 朝は太陽の光を浴び、夜は部屋を暗くして、昼と夜の区別を赤ちゃんに教えてあげましょう。
  • 入眠儀式(ルーティン)を確立する: 「お風呂→パジャマに着替える→歯磨き→真っ暗な寝室でおやすみの挨拶」のように、寝る前の一連の流れを毎日繰り返すことで、赤ちゃんも心の準備ができ、スムーズに眠りに入りやすくなります。専門家に相談し、月齢に合った「起きていられる時間」を意識して寝かしつけたら劇的に改善した、というケースもありました。

3. 夫婦で「チーム」として乗り切る 何よりも大切なのは、パパとママが倒れないことです。

  • 役割分担と協力: 「夜勤担当」「昼勤担当」のように時間を区切って交代で対応し、お互いがまとまった睡眠時間を確保できるよう協力しましょう。「夜泣きの時は起こして」と具体的に伝え、パパができる対応は積極的に代わることが大切です。
  • 気持ちの共有とセルフケア: 「いつもありがとう」「つらいよね」と気持ちを伝え合うだけでも心の負担は軽くなります。また、泣き声がつらい時はノイズキャンセリングイヤホンを使ったり、日中に意識して自分の時間を作ったりと、自分自身をケアすることも忘れないでください。

とはいえうまくいかなかった事例

一方で、色々な方法を試しても、なかなかうまくいかないこともあります。

  • ネントレや育児グッズを色々試したけれど全く効果がなく、後になってお子さんが極度の暑がりで、室温が少しでも高いと泣いていたことが判明した、というケースがありました。
  • 良かれと思って「昨日は2回くらい起きてたね」とパートナーに伝えたところ、「もっと起きてるから!」と険悪な雰囲気に…。相手が感じている大変さを安易に決めつけず、まずは「夜、大変だったね」と共感する言葉をかけることが大切だった、という反省の声もあります。
  • 何をしても効果がわからず、結局「卒乳」したら朝まで寝るようになったという声や、「今は嵐が過ぎ去るのを待つしかない」と割り切り、ひたすら抱っこで耐え抜いたというパパもいました。赤ちゃんの個性や成長段階による部分も大きいようです。