Q: 皆様は何歳まで寝かしつけを行っていたのか、自力で寝てもらえるよう練習したのかなど、ご教授いただけますでしょうか?
お子さんの寝かしつけ、毎日お疲れさまです。いつまで続くのか、どうすれば一人で寝てくれるようになるのか、気になりますよね。コミュニティで共有されてきた豊富な経験から、ご質問にお答えしますね。
1. メインの回答
「何歳まで寝かしつけをしていたか」については、ご家庭やお子さんの個性によって本当に様々です。1歳頃に睡眠が安定したという声もあれば、3歳のお子さんを寝かしつけているという方もおり、明確な答えはありません。
それよりも、お子さんが自力で眠りやすくなるための練習や工夫をされているご家庭が多いようです。特に効果的だったと共有されているのは、**「生活リズム」「睡眠環境」「入眠儀式」**の3つを整えることです。
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生活リズムを整える 早い月齢から「朝は朝日を浴び、夜は照明を落として暗くする」ことで、体内リズムを整える手助けをします。日中の活動時間(覚醒時間)を把握し、眠くなるタイミングで寝室に連れて行くのも効果的です。
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睡眠環境を整える 寝室を「真っ暗で、おもちゃなどがない、寝るだけの安全な場所」と決めることで、お子さんが「ここは寝る場所だ」と学習しやすくなります。
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入眠儀式(寝る前のルーティン)を決める 「ハミガキ→オムツ替え→スリーパーを着る→おやすみの挨拶」のように、毎日同じ流れを繰り返すことで、寝る前のスイッチが入りやすくなります。
また、全く違うアプローチとして、**「子どもと一緒に寝てしまう」**という方法もあります。「寝かしつけた後に家事を…」という親の気持ちが伝わって寝ないのかもしれない、という考えから、一緒に寝てしまうことで親のストレスが減り、結果的に子どもの寝つきも良くなったという声もありました。その分、朝早く起きて自分の時間を作るなど、生活全体で調整しているようです。
2. とはいえうまくいかなかった事例
もちろん、理想通りにいかないことの方が多いくらいです。
- 特に低月齢の頃は、何をしても泣き止まず、夜通し抱っこしていないと寝てくれず、親が疲弊してしまう「嵐のような時期」を経験した方もいます。ゲップが出ない、お腹が張っているなど、赤ちゃんの生理的な不快感が原因で眠れないことも頻繁にあります。
- 寝返りやハイハイが始まると、眠りが浅い時に動き回って部屋中を冒険してしまったり、寝かしつけ中に興奮してキャッキャと笑い出してしまったりすることも。
- 良かれと思ってやったことが裏目に出るケースもあります。例えば、寝つきを良くするために毎晩ベビーマッサージをしていたら、それが癖になってしまい、5歳になっても「マッサージしてくれないと寝られない」と言われるようになり、かえって親の負担が増えてしまったという話もありました。