Q: 保育園・幼稚園選びで重視したポイントは何ですか？

はい、承知いたしました。パパ育コミュニティの豊富な経験と知見を活かし、保育園・幼稚園選びで重視したポイントについてお答えします。

メインの回答

保育園・幼稚園選びで最も多くのパパたちが重視していたのは、**「園の雰囲気と子どもとの相性」**です。資料だけではわからない、実際の空気感を自分の目で確かめることが何よりも大切だという声が多くありました。見学や園庭開放を利用し、子どもたちが生き生きと過ごしているか、先生たちがどのような表情で子どもたちに接しているかを直接見ることを強くお勧めします。

その上で、以下のポイントを総合的に判断していくのが良いでしょう。

1. 家庭のライフスタイルとの適合性 毎日のことなので、無理なく続けられるかが重要です。特に共働き家庭では、以下の点は必ず確認したいポイントです。

   • 立地： 自宅や職場から通いやすいか。
   • サポート体制： 延長保育は何時まで可能か、病気の時の預かり基準はどうなっているか。
   • 保護者の負担： 親が参加する行事の頻度や曜日、制作物の手伝いの多さなど。幼稚園によっては、平日の日中の活動が多い場合もあります。

2. 保育方針 「たくさん外遊びをさせてほしい」「自立心を育んでほしい」など、ご家庭の教育方針と園の方針が合っているかを確認しましょう。一方で、勉強面は家庭でフォローできると考え、園では社会性を身につけることを重視するという考え方もあります。お子さんの発達に気になることがある場合は、その子の特性に合ったサポート体制があるかどうかが特に重要な判断基準になります。

3. 入園の実現可能性（保活戦略） 希望の園に入るためには、戦略的な視点も必要です。

   • 点数の確認： 認可保育園を希望する場合、まずはお住まいの役所でご自身の家庭の「点数」がどのくらいになるかを確認しましょう。それによって、現実的に入れる園の候補が見えてきます。
   • 早めの行動： 人気の園はすぐに見学予約が埋まってしまいます。できるだけ早く情報収集を始め、計画的に動き出すことが成功の鍵です。
   • 0歳児入園： 比較的受け入れ枠が多い0歳児クラスの4月入園を狙う、というのも有効な戦略の一つです。

とはいえうまくいかなかった事例

理想を掲げて園選びを始めても、思い通りにいかないことは少なくありません。

• 「入園申し込みの1ヶ月前から見学を始めようとしたら、どこも予約がいっぱいで、結局一つも見学できないまま申し込むことになった」
• 「役所で点数を確認したら、近所の認可保育園は絶望的だと判明。急いで認可外を探す方針に切り替えた」
• 「見学では良さそうに見えたが、実際に入園してみると子どもたちに元気がなく、先生の対応も事務的でがっかりした」
• 「アットホームで良いと思った小規模保育園に入ったが、3歳で卒園になるため、また一から幼稚園や保育園を探さなければならなくなった」
• 「子どもの『お昼寝しない』という特性を伝えていなかったため、園でのお昼寝の時間が親子ともに大きなストレスになってしまった」

これらの経験談からは、とにかく「早めに動き出すこと」と「事前に情報をしっかり集め、園に伝えること」の重要性がわかります。