Q: 小1の壁や延長保育についてどう考えていますか？

はい、承知いたしました。パパ育コミュニティの経験と知見を基に、ご質問にお答えします。

1. メインの回答

「小1の壁」とは、お子さんの小学校入学に伴う生活の大きな変化、特に共働き家庭が直面する様々な課題を指す言葉です。

コミュニティでよく話題になる具体的な課題の一つに、**「生活リズムの変化」**があります。保育園では年長クラスまでお昼寝の時間がありますが、小学校ではそれがなくなります。そのため、入学直後は子どもが疲れてしまわないか、体力が持つかといった心配の声が聞かれます。

この対策として、あえて**「幼稚園＋延長保育」**という選択肢を検討するご家庭もあります。お昼寝がない幼稚園の生活に慣れておくことで、小学校への移行がスムーズになるという考え方です。最近では延長保育が充実している幼稚園や、幼保一体型のこども園も増えており、共働き家庭でも働き方の選択肢を保ちながら、お子さんの準備を進めることが可能です。

ただし、幼稚園は園の方針によって親が参加する行事が多かったり、長期休暇中の預かりがなかったりする場合もあるため、ご家庭の働き方やライフスタイルに本当に合うかどうか、送り迎えの負担なども含めて総合的に判断することが大切です。

2. とはいえうまくいかなかった事例

「小1の壁」という言葉を意識しすぎるあまり、かえって不安が増してしまった、という声もあります。情報収集は大切ですが、過度に心配しすぎないことも時には必要かもしれません。

また、お住まいの地域によっては、小学校に同じ園出身のお友達が一人もいない、という状況になることもあります。親としては「一人で大丈夫だろうか」と心配になりますが、**「親の心配をよそに、子どもはすぐに新しい環境に慣れて友達を作っていた」**という経験談も多く聞かれます。子どもの持つ適応力を信じて見守る姿勢も大切です。