Q: 保育園に子供を預けて、子どもは親と一緒にいたいのではと思ってしまいます。皆さんはどう思いますか?
お子さんを保育園に預けるとき、「本当は親と一緒にいたいんじゃないか」と胸が痛むお気持ち、とてもよくわかります。そのように悩むのは、お子さんを深く愛しているからこそですよね。多くのパパたちが同じような気持ちを抱えながら、日々子育てに向き合っています。
メインの回答
保育園に預けることに対して、少し視点を変える考え方があります。それは、**「保育園は、一緒に子育てをしてくれる大人が急に増える場所」**と捉えることです。
子育てのプロである保育士さんたちは、親だけではなかなか難しい集団生活での学びや遊びを経験させてくれます。お友達との関わりの中で新しいことができるようになったり、人見知りがなくなったりと、子どもにとって良い刺激がたくさんあります。連絡帳などを通じて子育ての相談ができ、心強い味方になってくれることもあります。
そして何より、**愛情は一緒にいる時間の長さだけで決まるわけではありません。**たとえ日中離れていても、朝や夕方の食事、お風呂、寝かしつけの時間にしっかり向き合っていれば、お子さんとの絆は深まります。離れている時間があるからこそ、一緒にいられる時間がより一層かけがえのないものになることもあります。
また、親自身が心に余裕を持つことは、お子さんと穏やかに接するためにとても大切です。「親が育てなければならない」という思いが強すぎると、知らず知らずのうちに自分を追い詰めてしまいます。保育園などを利用して自分のための時間を作ることは、決して悪いことではなく、むしろご自身を大切にすることが、結果的にお子さんのためにも繋がります。
とはいえうまくいかなかった事例
もちろん、理想通りにいかないこともあります。
やはり、子どもと一緒にいられる時間が物理的に減ってしまう寂しさはありますし、平日の関わりが減ることに葛藤を抱えるのは自然なことです。
また、子どもは本当によく体調を崩します。保育園から頻繁に呼び出しがあったり、月に何日も休んだりして、「思ったより仕事に集中できない」「結局、看病で一緒にいる時間が長い」と感じることは少なくありません。「大事なイベントの前に限って熱を出す」というのも、多くの家庭で経験することです。
集団生活ならではの心配事も尽きません。なかなかお昼寝に慣れず、子どもにとって苦痛になっていないかと心配になったり、日々の送迎や準備に追われ、精神的に追い詰められてしまったりすることもあります。