保育園・幼稚園選び

皆さん、幼稚園、保育園、認可、認可外、など、どうやって決めてますか?

最終更新: 2025/12/12
作成者: システム

Q: 皆さん、幼稚園、保育園、認可、認可外、など、どうやって決めてますか?

幼稚園や保育園選び、悩みますよね。共働きかどうか、お子さんの人数、お住まいの地域など、ご家庭の状況によって最適な選択は変わってきます。コミュニティのパパたちの豊富な経験から、実用的なアドバイスをまとめました。

メインの回答

園選びの成功の鍵は「早めの情報収集」と「家庭内の優先順位決め」にあります。多くの方が、入園の1年ほど前から動き出しています。

具体的なステップ

  1. まずは役所で相談する お住まいの役所の窓口へ行くと、認可保育園の入園選考で使われる「点数」が自分の家庭だと何点になるか、目安を教えてくれることがあります。その点数で過去にどの園に入れたかといった情報も得られれば、「保活」の戦略がぐっと立てやすくなります。

  2. 多角的に情報を集める

    • 園の見学・開放日への参加: 「たくさん遊ばせて自立心を養ってくれる」「子どもがのびのび過ごせそう」といった教育方針や園の雰囲気を肌で感じる絶好の機会です。感染症対策で予約がすぐに埋まることもあるため、早めに申し込みましょう。
    • 口コミの活用: 児童館などで他の保護者と話してみると、パンフレットには載っていないリアルな情報を得られることがあります。
  3. 家庭の「軸」を決める 集めた情報を元に、ご家庭で何を一番大切にしたいか話し合ってみましょう。

    • 働き方と送迎のしやすさ: 共働きなら、延長保育が利用できる幼稚園や、保育園と幼稚園の両方の機能を持つ「こども園」が有力候補です。夫婦どちらかの職場に近いなど、毎日の送迎負担を軽くすることも重要なポイントです。
    • 費用: 認可保育園の保育料は、前年度ではなく「前々年度」の収入(住民税額)で計算されることが多いです。育休などで直近の収入が減っていてもすぐには反映されないため、自治体のサイトで事前に確認しておくと安心です。
    • 「小1の壁」を見据えた選択: 少し先を見据え、学童保育への接続がしやすいか、小学校生活に馴染みやすい環境か、といった視点で選ぶ方もいます。
    • 入園のしやすさ: 一般的に認可保育園は0歳児クラスが最も入園しやすく、1歳児クラスになると受け入れ枠が減る傾向があります。
    • お試しから始める: いきなり毎日通わせるのが不安なら、週に数回通う「プレ保育」から始めて、お子さんの様子を見ながら本格的な入園を検討するのも良い方法です。

とはいえうまくいかなかった事例

一方で、必ずしも希望通りに進むわけではないのが保活の難しいところです。

  • 準備不足の失敗: 「申し込みの1ヶ月くらい前から見学を始めれば大丈夫だろう」と軽く考えていたら、いざ電話をすると予約がいっぱいで、結局一つも見学できないまま願書を出すことになってしまった、という失敗談がありました。

  • 制度の理解不足による失敗:

    • 育休を取得して世帯収入が減ったため保育料は安くなるだろうと思っていたら、算定基準が前々年の収入だったため、想定よりもかなり高い月額4万円以上の請求が来てしまい、驚いたというケースがありました。
    • 第二子の妊娠を機に、上の子の保育園入園の優先順位が下がり、入園が難しくなったという方も。自治体ごとのルールは事前に確認しておくことが大切です。
    • 認可保育園に入れたものの、料金体系をよくよく計算してみたら「毎日一時保育を利用した方が安かったかもしれない」と後から気づいた、という声もありました。