Q: 夫婦別姓をしてるよって方もいたらどいう経緯でそうなったのか、自分の親への報告をどうしたのか参考程度に知りたいです。

夫婦別姓の選択や、親御さんへの報告についてですね。コミュニティで共有された経験や知見をもとに、お答えします。

1. メインの回答

まず前提として、現在の日本の法律では、結婚の際に夫婦が別々の姓を名乗ることは認められておらず、事実婚という形を選択するか、国際結婚の場合などに限られます。

コミュニティの中では、実際に「夫婦別姓（事実婚）」を選択した方の直接的な経験談はまだ共有されていませんが、**「婿入りして奥さんの姓を選んだ」**というパパの非常に参考になる事例がありました。

そのご夫婦の場合、お二人ともご自身の姓に強いこだわりがなく、「じゃんけんで決めようか」と話すほど柔軟だったそうです。最終的には、以下の理由から合理的に判断し、奥さんの姓に決めました。

• パパは旧姓のまま仕事ができるが、ママは資格の関係で仕事上の姓を変えるのが大変だった。
• ママが書類手続きを苦手としていた。
• パパ自身が「苗字が変わるのも貴重な経験かもしれない」と前向きに捉えた。
• （少しユニークな理由ですが）姓名判断で、ご自身の苗字より奥さんの苗字の方が運勢が良かった。

ご自身の親御さんへの報告は、入籍の話をする際に普通に伝えたところ、特に反対はされなかったそうです。一方、奥さんのご両親からは「本当に大丈夫？」と何度か心配されたとのことでした。

この経験からもわかるように、姓の選択のような大きな決断をする際は、まず夫婦でしっかりと話し合い、なぜその選択をするのか、お互いの考えを深く理解し合うことが何よりも大切です。その上で、両親には感情的に反発するのではなく、夫婦としての決断であることを冷静に、そして丁寧に説明していく姿勢が重要になりそうです。

2. とはいえうまくいかなかった事例

先ほどの妻の姓を選んだケースでも、ご両親は受け入れてくれたものの、おじいさん・おばあさん世代は少し驚かれた様子だったそうです。必ずしもすべての親族がすぐに納得してくれるわけではないかもしれません。

また、別の事例では、育児方針や家計のことで義両親に意見を伝えた際、価値観の違いから話がこじれてしまったという経験談もありました。こちらが論理的に説明しようとしても、「男は外で稼いでなんぼ」といった感情的な反発にあい、なかなか理解を得られなかったそうです。親世代の価値観を前に、話が平行線で終わってしまうこともあり得ます。

さらに、大切な報告をする際は、言葉の選び方や伝え方のニュアンスが、相手の受け取り方に大きく影響します。意図しない形で伝わってしまったり、誤解を生んでしまったりすることもあるため、伝え方は慎重に考える必要があります。