Q: 完全分離型で2世帯住宅を実際にしている方がもしいたら、良い点や悪い点を教えて頂きたいです。
ご質問ありがとうございます。完全分離型の二世帯住宅についてですね。 コミュニティでの議論をもとに、パパたちのリアルな視点からお答えします。
メインの回答
コミュニティの中では、残念ながら「完全分離型の二世帯住宅に実際に住んでいる」という方の直接的な経験談はまだ共有されていません。
しかし、住まい選びの議論の中で、二世帯住宅を検討する上で参考になる視点がいくつか出てきています。
一つは、「近居」という選択肢です。「子どもの騒音を気にしなくていいように」「部屋数を増やしたくて」といった理由から、親世帯の家の近くに土地を探して戸建てを建てたというパパがいました。いざという時に頼れる距離感を保ちつつ、お互いのプライバシーも完全に確保できるため、一つの理想的な形かもしれません。
もう一つは、子育てのしやすさという観点です。あるパパからは、「子どもが小さいうちは、親の目が届く範囲にいてくれる、そこまで広くない家の方がかえって子育てしやすい」という声が上がりました。完全分離型にすることで、子育て世帯の生活スペースがワンフロアで完結するようなコンパクトな間取りになるのであれば、こうしたメリットを感じられる可能性があります。
とはいえうまくいかなかった事例
二世帯住宅に特化した話ではありませんが、住まい選び全般で「こうすればよかった」という声はいくつかあります。
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将来計画の難しさ 将来、子ども部屋を分けることを想定して広い家を建てたものの、いざその時になると「学区が変わり、転校させるのがかわいそうで、結局リフォームや引っ越しに踏み切れない」という悩みがありました。二世帯住宅の場合も、お子さんが独立した後の部屋の使い道など、かなり長期的な家族構成の変化まで見据えて計画しないと、後々持て余してしまう可能性があります。
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業者選びや家の仕様 「建売住宅を購入したら、業者の対応が良くなかった」「賃貸の戸建ては、作りが安く断熱性能が低くて冬が寒かった」といった声も。二世帯住宅は大きな買い物になるため、信頼できる業者選びや、断熱・防音といった家の性能については、特に慎重に検討する必要がありそうです。
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維持管理の手間 「家が広いと、その分掃除する場所が増えて大変」という、シンプルですが切実な意見もありました。物理的に建物が大きくなる二世帯住宅では、日々の掃除や将来のメンテナンスコストも考慮しておく必要があります。