Q: 育休取得後の仕事復帰ってどんな感じでしたか?
育休取得後の仕事復帰、楽しみな反面、いろいろと気になりますよね。コミュニティに寄せられた多くのパパたちの経験から、リアルな様子をお伝えします。
1. メインの回答
育休からの仕事復帰は、多くの人が少しずつペースを取り戻していくのが一般的です。
復帰直後は、仕事のメールを読んでも内容が頭に入りにくかったり、頭が空回りするような感覚があったりします。仕事の勘や体力が完全に戻るまで「2ヶ月ほどかかった」という声もあり、すぐに100%の状態に戻らないのは自然なことなので、焦る必要はありません。
スムーズな復帰のために、多くのパパが以下のような工夫をしています。
- 働き方の工夫:フレックス制度を活用して早出早帰りしたり、在宅勤務で通勤時間をなくしたりして、育児との両立を図っています。職場がチームで業務を行う体制だと、周りのサポートも得やすく、安心して復帰できたというケースもありました。
- 家庭での工夫:ミールキットを導入して家事の負担を減らすなど、使えるサービスは積極的に活用するのがおすすめです。在宅勤務の場合は、パートナーと家事育児の分担を改めて話し合うことが、円滑な両立の鍵になります。
- 育休中の過ごし方:育休中から意識的にニュースを見たり、近所を散歩したりして社会との接点を保っておくと、復帰後の仕事モードへの切り替えがスムーズになります。育児で大変な時期ですが、自分の心と体を整える時間を作ることも、大切な復帰準備の一つです。
2. とはいえうまくいかなかった事例
一方で、誰もが順調に復帰できるわけではなく、いくつかの壁に直面することもあります。
- 職場の理解不足とキャリアへの影響:復帰したら担当していた顧客をすべて取り上げられてしまい、転職を考えるきっかけになったという営業職の方もいます。育休取得を快く思わない職場もあり、「復帰後に自分の席があるか心配」という不安の声は少なくありません。育児経験のない上司から「子どもの宿題を見るなんて偉いね」と他人事のように言われ、育児の大変さが伝わらないことへのもどかしさを感じるパパもいます。
- 両立の難しさ:復帰後は育児と仕事の両立でタスクが急増し、思わぬミスをしてしまうことも。子どもの急な発熱対応などに追われ、予定していた連絡をうっかり忘れてしまった、というような失敗談も共有されています。
- 準備段階でのつまずき:そもそも職場の同調圧力に負けて育休取得を断念してしまったり、仕事の引き継ぎが間に合わず、出産直後の大切な時期にパートナーに負担をかけながら仕事をせざるを得なかったりした、という後悔の声もありました。