Q: みなさん育休の期間ってどれぐらいですか?また取得した時の周りの反応等も教えて頂けると参考になります
育休の期間や周りの反応、気になりますよね。コミュニティで共有された豊富な経験から、実用的な情報をお届けします。
メインの回答
育休の期間は、数ヶ月から長い方では2年と人によってかなり幅広く、特に3ヶ月、半年、9ヶ月、1年間といった期間で取得する方が多いようです。
期間を決める上では、以下のような点が考慮されています。
- 家庭の状況: 「里帰りや親のサポートがないなら、最低でも2〜3ヶ月は必要」「上の子のお世話も考えると、夫婦二人で協力できる期間は貴重」といった声があります。特に、心身ともに大変な新生児期を夫婦で乗り越えることで、支え合う意識が高まったという経験談は多く聞かれます。
- 金銭面: 育児休業給付金は、最初の半年は給与の約67%、その後は約50%になります。この変動を踏まえて家計をシミュレーションし、「9ヶ月が現実的だった」と判断する方もいます。事前に計算しておくことで、安心して育休に入ることができます。
- 会社の制度と伝え方: 妻が安定期に入った頃に、会社へ伝える方が多いようです。その際、「○ヶ月取得します」と決定事項として伝え、その上で業務の引き継ぎや調整について協力的な姿勢を見せることが、円満な取得と復帰後の良好な関係につながります。
育休を取得したほとんどの方が「充実していた」「もっと長く取ればよかったと後悔するくらい良かった」と語っており、育児や家事のスキルが上がり、視野が広がるなど、非常に有意義な時間だったと感じています。
とはいえうまくいかなかった事例
一方で、誰もがスムーズに取得・生活できたわけではありません。
- 取得時の壁: 上司に難色を示されたり、職場の同調圧力に負けて取得を諦めてしまい、「それが最大の育児の失敗だった」と後悔している声もあります。また、育児経験のない上司から理解を得られず、的外れな言葉に悔しい思いをしたという経験談もありました。
- 計画通りにいかない現実: 仕事の引き継ぎが予定通りに進まず、出産直後の最も大変な時期に育休を開始できなかったという失敗談があります。また、育児休業給付金は、申請してから実際に振り込まれるまで2〜3ヶ月以上かかることも。当面の生活費には余裕を持たせた計画が必要です。
- 育休中・復帰後の課題: 育休中は社会から孤立したような感覚に陥ったり、復職後にパートナーから「家事育児の分担が少ない」と指摘されたりすることもあります。育休中の関わりが、そのまま復帰後の評価につながるわけではない難しさがあるようです。