Q: パートナーが家事に手が回らない時、どう対応していますか?
パートナーが家事に手が回らない時、どう対応しているかについて、コミュニティで共有された経験と知見をもとにお答えします。
1. メインの回答
パートナーが家事に手が回らない時は、まずその大変さに共感し、具体的な行動でサポートすることが大切です。特に産後は心身ともに大きなダメージを負っているため、家事まで手が回らないのは当然と捉え、パートナーの体調や休息を最優先に考えましょう。
その上で、多くの家庭で実践されている具体的な対応策は以下の通りです。
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自分が主体となって家事・育児を担う 「家事は自分がやるよ」と伝え、出勤前に洗濯を済ませたり、帰宅後に食事を作ったりと、積極的に家事を引き受けましょう。子どもをお風呂に入れる、後追いが激しい子をおんぶしながら家事をこなすなど、状況に応じた工夫も有効です。
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パートナーに休息時間を提供する 「家事育児おやすみday」として1日のフリータイムをプレゼントしたり、母の日などの機会に子どもを連れて外出し、パートナーに一人の時間を作ってあげたりするのも素晴らしい方法です。心身ともにリフレッシュしてもらうことが、結果的に家庭全体の余裕に繋がります。
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感謝とねぎらいを具体的に伝える パートナーがしてくれた家事や育児は「当たり前」ではありません。「〇〇してくれて、すごく助かったよ」と、何がどう助かったのかを具体的に伝えましょう。言葉だけでなく、花束や好きなお菓子をプレゼントするなど、小さな行動で感謝を示すことも、相手の心の支えになります。
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家事の仕組みを見直す すべての家事を完璧にこなす必要はありません。食洗機や乾燥機付き洗濯機などの家電を導入したり、料理の手間を省くミールキットを活用したりして、家事の総量を減らしましょう。「拭き掃除は3日に1回」のように「やらない家事」を決めるのも効果的です。
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自分で考えて動く 家事のやり方や物の場所がわからない時、すぐにパートナーに聞くのではなく、まずは自分で探したり考えたりする姿勢が重要です。質問を最小限にすることで、パートナーの思考を中断させず、負担を軽減できます。
2. とはいえうまくいかなかった事例
一方で、良かれと思ってやったことが裏目に出たり、計画通りにいかなかったりすることもあります。
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自分のやり方を押し付けてしまった 自分のやり方が効率的だと思っても、それをパートナーに押し付けると「雑だ」と思われたり、かえって不機嫌にさせてしまったりすることがあります。家事のやり方にはそれぞれのこだわりがあるため、一方的に変えさせようとするのは避けましょう。
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提案が受け入れられなかった 家事のタスクを可視化しようと「タスクボード」を提案したところ、「仕事みたいで嫌だ」と拒否されたケースがあります。また、「夕食くらいは準備してほしい」といった何気ない一言が相手を深く傷つけ、何を言っても響かなくなってしまったという経験談もありました。
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無意識の言動が相手の負担になっていた 家事のやり方がわからず、「お皿はどこ?」「柔軟剤は?」などと何でも聞いてしまった結果、相手のイライラを募らせて喧嘩の原因になることも。また、感謝の言葉が不足していると、パートナーは「やってもらって当たり前」と感じているのではないかと不満を溜め込んでしまいます。
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計画通りに進まなかった パートナーのために「おやすみday」を企画したものの、当日にパートナー自身が体調を崩してしまい、結局ただの看病dayになってしまった、ということも。また、お風呂を代わろうとしても、子どもが「ママがいい」と泣き続けてしまい、どうにもならなかったという経験もあります。