Q: 子どもの写真や動画の保存・バックアップはどうしていますか?
はい、子どもの写真や動画の保存・バックアップについてですね。コミュニティの豊富な経験から、実用的な方法をまとめました。
メインの回答
子どもの大切な写真や動画を守るための基本は、**「複数の場所にデータを分散して保存する」**ことです。一つの方法に頼るのではなく、クラウドサービスと物理的なストレージを組み合わせることで、万が一の事態に備えるのが賢明です。
1. 手軽で共有しやすい「クラウドサービス」 スマホから自動でバックアップでき、家族との共有も簡単なため、多くの方が利用しています。
- Googleフォト: 月額数百円からの有料プランで、スマホから自動バックアップできる手軽さが魅力です。年一括払いで割引もあります。
- Amazon Photos: プライム会員なら写真は容量無制限で保存できるのが大きなメリットです。ただし動画は5GBまでなので、動画は別のサービスと組み合わせる方が多いようです。
- みてね: 祖父母など家族との共有に特化したアプリです。コメントを付け合ったり、成長記録として楽しんだりしながら、バックアップも兼ねられます。
- YouTubeの限定公開: 長い動画の保存先として活用できます。容量を気にせずアップロードでき、リンクを知っている人だけが見られるので、家族との共有に便利です。
2. 手元にデータを置ける「物理的なストレージ」 月額費用をかけたくない方や、自分の手でデータを管理したい方が選んでいます。
- NAS(ナス): 自宅のネットワーク上に設置するハードディスクです。初期費用はかかりますが月額費用は不要で、スマホから自動でバックアップできる高機能なモデルもあります。2台のHDDに同じデータを保存する「ミラーリング機能」を使えば、1台が故障しても安心です。
- 外付けHDD: 複数のHDDを用意し、1つをメイン、もう1つをバックアップ用として定期的にデータをコピーする方法です。
- プリントアウト: 「本当に大事なデータは紙が一番」という声も根強くあります。特に、時間が経つと消えてしまうエコー写真は、スマホのスキャンアプリ(光の反射を抑えてくれる「フォトスキャン」など)でデータ化しつつ、プリントしてアルバムに残しておくと安心です。
とはいえうまくいかなかった事例
どの方法にも一長一短があり、失敗談も共有されています。
- バックアップを1つに頼る危険性: 「バックアップ用の外付けHDDが1台あったから安心」と思っていたら、そのHDDが故障してしまい、大切な写真や動画を全て失ってしまった、という痛い経験談があります。物理メディアは数年で寿命が来る可能性や、災害のリスクも考慮すべきです。
- クラウドサービスの落とし穴: 動画が増えると有料プランが必須になり、月々のコストがかかり続けるのが悩みどころです。また、突然サービスが終了したり、無料で使えていたものが有料になったりするリスクもゼロではありません。
- 「後でやろう」の罠: 手動でのバックアップや写真の整理は、つい後回しにしがちです。「溜め込んでからやると面倒…」「育児に追われてプリント作業が追いつかない」という声は非常に多く、こまめに整理することが結果的に一番楽なようです。